『いつの日かを思い出す昔ながらのお肉屋さん。』肉の長野屋
2022年6月17日
商店街を抜けた先の閑静な住宅街の中に佇む「肉の長野屋」。
大きな看板と共に37年間変化するあざみ野をみつめてきた。
牛・豚・鶏ひとつひとつにこだわりを持つ目利きの店主・山崎さん、そのこだわりを東急SレイエスFCトップチーム選手、天本匠海が取材させていただきました。
・あざみ野に移転されてからから37年、地域とはどんな関わりをされていますか?
山崎:近隣の保育園や福祉施設など約12の施設へ給食用のお肉を提供しています。創業者でもある父が何十年も前からあざみ野商店会へ加入していて、現在も地域の催事などで積極的に活気のある街づくりをしていこうと盛り上げています。
天本:お父様が何十年も取り組まれている姿を見て山崎さんご自身は継ぐことはイメージされていたんですか?
山崎:全く思っていなかったですよ。(笑)昔は肉屋とは全く別の職についていたんです。きっかけがあって父から継ぐことになりました。
天本:そうだったんですね!どうして継ごうと思われたんですか?
山崎:当時からお客さんとの関わりが深くて、そういった大切な関係性をゼロにしてしまったらとても勿体ないなって思っちゃって…その姿を見て継ごうと思いました。
天本:今の山崎さんがあるのは父の背中を見て育ってこられたということですね。今のお仕事の中でどういったことにやりがいなど感じられますか?
山崎:なかなか直接僕たちのお肉を食べている姿とかは見れないんですけど、施設や園の方から『これが美味しかったですよ』と言っていただけるとやっぱり嬉しいですし、普段のお客さんとの会話がとてもモチベーションにつながっていますね。
・精肉やお惣菜など種類がたくさんありますが一番人気なお肉はどれですか?
山崎:一番出るのはなぁ…鶏肉であれば「桜姫」っていった銘柄の鶏になりますね。豚だと肩ロースの薄切りかな。一番家庭でよく使うやつですよ。(笑)揚げ物だとコロッケ・唐揚げ・メンチカツがよく出ますね。
天本:唐揚げが美味しいとスタッフから聞いていました!国産しか店頭に並んでいないですが、こだわりとかあるんですか?
山崎:そうなんですよ。おいしいし、お客さんも安心しますから。
天本:絞り込んでこだわっているんですね!国産牛もなにかこだわりはあるんですか?
山崎:産地も銘柄もこだわりはないんですけど、必ず黒毛和牛の5等級を選んでますよ。問屋さんも長い付き合いなので僕の好みをわかってくれているんです。揚げ物なんかもより美味しく食べていただけるように揚げる時間も朝と夕方に分けてるんだけど、特に夕方になってからきてくれるお客さんが多いですね。
・商店会でもっとこうしていきたい夢とかありますか?
山崎:このご時世でなかなか難しいところはあると思うんですけど、やっぱりもっとイベントなど行っていきたいですよね。勉強会や懇親会などで会員さんともっとコミュニケーションをとれるような企画をやっていきたいです。それこそ昔は理事の人たちが直接お店に行ってイベントの告知していたんですけど、最近はメールなど簡単に送れて便利になった分理事と会員さんとの接点が減ってしまったんですよね…
天本:こう言った取材を通してもっと私たちから発信できるようにしていきたいですね。
山崎:是非お願いします!
~さいごに~
今回は「肉の長野屋」さんにお邪魔させていただきました。
取材中もお客さんがたくさんいらっしゃる中、ひとりひとりのお客さんにとても親切に接客されておりお肉の質もお客さんとの繋がりも店主のこだわりをとても感じ、まさしく地域に密着した地元愛の溢れる街のお肉屋さんでした。
店頭にはお肉だけでなく地域の野菜やそれぞれのお肉に合うソースなども陳列されていました!
今回は貴重なお時間の中、快く取材を受けてくださり本当にありがとうございました。
肉の長野屋
店舗名 | 肉の長野屋 | ||
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住所 | 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-32-17 | ||
電話番号 | TEL:045-902-1363 | ||
営業時間 | 10:00~19:30 | ||
定休日 | 毎週月曜日 | ||
URL | https://azaminoshops.com/portfolio/29naganoya/https://yokohama-lead.net/ |
【取材日時】2022年4月19日(火) 16:00~17:00
【取材場所】長野屋
【インタビュイー】肉の長野屋
【インタビュアー】東急SレイエスFCトップチーム選手 天本匠海