『安心して預けられる、一人一人の成長をみんなで見守る保育園に。』HOPPAたまプラーザ

2022年1月18日

 たまプラーザ駅からすぐ近く、落ち着いた雰囲気の街の中にある保育園。
 コロナ禍でも子どもの成長に向き合い、見守ってきた京進のほいくえん『HOPPAたまプラーザ』施設長正垣様に東急SレイエスFCクラブマネージャー小枝と、同クラブスタッフ佐野が取材をしてきました。

・貴園の特徴を教えてください。

 

天本:こちらの保育園はいつから開園していますか?

正垣:5歳児までを預けられる認可保育園HOPPAたまプラーザとしてスタートしたのは2020年です。
それ以前はHOPPAたまプラーザベビールームとして2歳児までをお預かりしていました。
その後、HOPPAたまプラーザとして5歳児までお預かりしています。私は4月から施設長として携わっています。

 
佐野:貴園の特徴はどういったことがございますか?

 
正垣:ネイティブの英語の先生が常駐している事です。教育カリキュラムに特徴があり、知育、イングリッシュ、プログラミングなどの独自の教育プログラムを日々の生活に導入しています。
ひとりひとりを大切にする保育という理念を掲げて運営していますので、
保護者の皆さまとのコミュニケーションも丁寧に行っているため、安心して通ってくだされているのではないかなと思います。教育プログラムについてはHOPPAの園で共通しているカリキュラムです。
小規模園には常駐のネイティブの先生はいないのですが、週1回トラベルレッスンとしてネイティブの先生が行っているので小規模園でも英語に触れる機会があります。
ネイティブの先生が常駐する保育園は少ないかと思いますので魅力の一つかと思います。
 

佐野:私も同じ世代の子を持つ親なので、すごく羨ましいです!プログラミングも同様ですか?
  

正垣:プログラミングはクラスによって月1回か2回行っています。
4歳児から行っていて、論理的に考える力や課題を解決するかなどをアクティビティを通して楽しくプログラミング思考を身につけるカリキュラムを実践しています。
5歳児は「キュベット」という木製プログラミングロボットを使って、指示出しを学び、目的地まで動かすというプログラムを行っています。みんな楽しんで行っていますよ。


佐野:教育という部分まで保育園が行ってくれるのは保護者の方には喜ばれるのではないですか?


正垣:そうですね。去年初めて卒園児を出しましたが、卒園後に保護者から、教育的なプログラムのおかげで就学にスムーズだったとのお声をいただきました。遊んで過ごす生活からいきなり40分座って行う授業というのはお子様にとってはなかなか難しいと思います。プログラミング、知育イングリッシュなどで座る時間も設けて生活しているのでスムーズに入れたのだと思います。

 

・普段の保育園の様子や園としてとして心掛けている事を教えてください。

 

佐野:子どもとふれあう上で意識されている事はございますか?

 
正垣:知育やイングリッシュ、プログラミングもやりたい子やそうでない子もいます。全員が興味を持つわけでもないので、無理にやらせる、座らせることはしないで、別の遊べる場所に移動してスタッフと一緒に遊び、「今日は参加しなくて良いよ」としています。それはその子に合わせた対応で普段から心掛けています。無理強いすることはその子にとって良くない事と考えているので気分に合わせて、参加できる子のみ参加させるようにしています。「楽しく」ということを目的にしています。

 

佐野:親御さんとのコミュニケーションではどのようにされていますか?
 

正垣:一般的な保育園さんと変わらないとは思います。お迎え時の対応は丁寧にしています。今日の様子をしっかりと保護者の方にお伝えしています。ただ、シフト制なので必ず担任が対応できるとは限りません。その時の対応に差が出ないようにボードにそれぞれ記録しているので、帰る前にはスタッフに細かく共有しています。
保護者の皆さまに引き渡した際にボードも担当したスタッフの名前を書いて伝え忘れがないか確認しています。
保護者の皆さまもスタッフ全員を把握することは難しいと思います。こちらでわかる対応をしています。

 
小枝:すごく丁寧ですね。
 

正垣:現場のスタッフが頑張ってくれていますので安心できます。

 


 

・園の行事、イベントについて

 

小枝:保育園独自のイベントはございますか?
 

正垣:コロナ禍で2年間出来なかった運動会を今年やっと開催する事が出来ました。
園庭がないので、近くの美しが丘公園をお借りして行いました。念願の運動会が出来て嬉しかったです。
 

小枝:他にはイベントはありますか?
 

正垣:2月に知育とイングリッシュの成果発表会を行う予定です。
1年間の成果を発表できる機会なので、全国のHOPPAが共通で毎年同じ時期に実施しています。去年まではコロナ禍の為保護者様をお招きして出来なかったのですが、今年は開催できそうなのでで、今から準備しています。ハロウィンは保育士の手作り衣装でお散歩をしています。
 

小枝:近所から声掛けされそうですね、微笑ましいですね!
 

正垣:みなさんに可愛いと言っていただけます。近隣の保育園のお友達も話しかけてくれます。
あとは保育参観も年に2回、個人面談も年2回、6月と11月に実施しています。
認可園になった途端コロナ禍になって、保護者の皆様には我慢が多い時期でしたが、今年はそれを返していければと思っています。
実際に再開して嬉しいです、との声を保護者の皆様にいただくので良かったです。


佐野:コロナ禍で再会できた嬉しさの反面、苦しい部分もありましたか?


正垣:その年齢の1年はその時しか見せられないので保護者の皆様に見せることができない苦しさがありました。その時が見たかったという声も実際にありました。
その分、今年はスタッフが頑張って準備したのでありがとうございますと言ってもらえてよかったです。
私たちは、会社で複数の園の運営を行っているので、自分たちだけでは決められない部分がどうしてもあります。この辺りの地では
保育園が多くある為、保護者の皆様は他の園と比較されることもあり、イベントをやってほしいという声もありました。
当時は私も受け持っていたクラスがあり、自分の子の一年は大事なので経験をさせたいという親の想いもわかる分辛かったです。申し訳ない気持ちで泣いたこともありました。

 

佐野:先生たちもその子の為という想いは変わらないですよね。


正垣:ずっと見てきたので応えられない辛さもありました。

・保育士としてのやりがい

 

佐野:今の仕事のやりがいを教えてください。
 

正垣:お子様の成長を見られるのがやりがいですかね。今回の運動会も本当にやってよかったと思います。準備は大変でしたが、終わってみると職員みんなが達成感を味わうことができたという部分でも行事を行うことは大事だと思います。それが次の糧に繋がるので、みんなが成長していく。一つの行事をやる意味をものすごく感じました。
施設長として初めて経験するので、担任としてやりたいと思う少し寂しい気持ちもありますが、職員みんなが一致団結して協力して取り組むのを見て、良い職場だなと思えました。
今はそこにやりがいを感じます。あとは保護者の皆様からの温かいお言葉嬉しく思いますね!保育士はみんな思ってると思います。
 

佐野:4月から施設長として働いていらっしゃいますが、いかがですか。
 

正垣:最初は気持ちの整理が追い付かずに過ごし、「みんなを纏めていかないと」という葛藤はありましたが、やっと慣れてきました。
上に立つ難しさや言うべき部分はまだ慣れませんが、やりがいを感じつつ行っています。
自分より経験があるスタッフさんもいますが。信頼してくれているので有難いと思っています。スタッフに恵まれています。

 

・ご自身の事もお聞かせください。

 

小枝:幼稚園から転職されたとの事ですが、幼稚園と保育園の違いで保育園の良い部分はどういった所ですか。
 

正垣:幼稚園は学校に近い教育的な部分が多く1人のクラスに1人の担任という運営ですが、
保育園は違った意味で家庭的でワンフロアで違うクラスと過ごすので、スタッフ同士の助け合い、手伝おうという部分が良いなと思います。
私も自分の子は幼稚園という想いもありましたが、赤ちゃんからこういう環境、友達との関り、集団生活、製作、歌を歌うなど家ではやらないようなことが出来るので、働いてみて保育園の良さを知りました。
家で1対1では経験できないことを経験でき、子どもに刺激があって良いなと思えるようになりました。
 

佐野:他には保育園の良い所はございますか?
 

正垣:幼稚園はクラスへの愛着がわくのは良いですが、どのクラスもみんなで育てるのが保育園かなと思います。
 

小枝:子ども同士も下の子も見るとか接点がありますよね。


正垣:そうです、朝とか夕方は子どもの数も少なくなるので合同で生活しています。上の子は下の子を可愛がってくれるし、下の子は上の子に憧れを持つので縦の関わりも良いなと思います。


小枝:先生の異動や変更は毎年どれくらいありますか?


正垣:先生の異動は私が来てから1人くらいでほとんどないですね。


小枝:それは良いですね。ずっと同じ先生というのは保護者の皆様も安心ですね。


正垣:次の年度も継続して勤務する事を希望している職員がほとんどです。長く同じスタッフがいると保護者の皆さまも安心すると思いますので、働きやすい環境をつくるのも私の仕事と思っています。

・今後について

 

小枝:これからこちらの保育園はどうしていきたいとお考えですか?
 

正垣:一番は安全安心な運営と保育を考えていきたいです。今はいろんなニーズがあるので、保護者の皆さまの見る目、求める事も変わると思います。
日頃の関わりや丁寧な対応を心掛けて、安心して預けられる保育園を作っていきたいです!
あと、コロナ禍で地域との交流が出来ていないので交流を深めて地域の方にこの園を知ってもらいたいです。
近隣の園と年長児交流を行っていて、園の紹介新聞を作って交換することや、感想のお手紙交換などは今後も継続して行いたいですね。
 

小枝:我々はフットサルコートの運営を行っているので平日は是非遊びに来てください!
 

正垣:ありがとうございます!子どもも喜ぶと思いますし、保護者の皆さまも喜ばれると思いますので、是非お願いしたいです。
運動系の遊びが園内では難しく、専門の方に行ってもらった方が良いよねと保育士からも声が上がるので是非教えてもらいたいです!

小枝・佐野:今日はありがとうございました!

さいごに

 

 社会情勢の中で様々な対応が求められる状況の中でも子どもへの深い愛情と情熱を持って日々保育に携わられる正垣様、HOPPAたまプラーザのスタッフの皆様に強い感銘を受けた時間でした。お忙しい中、取材を引き受けてくださりありがとうございました!

 

HOPPAたまプラーザ

施設名 HOPPAたまプラーザ
住所 〒225-0003 神奈川県横浜市青葉区新石川3-2-5 Fujikyu8
電話番号 TEL:045-910-0472
URL https://keceg.jp/school/hoppa-tamaplaza/

 

【取材日時】2022年12月13日
【取材場所】HOPPAたまプラーザ
【インタビュイー】施設長 正垣 美咲 様
【インタビュアー】小枝 輝久、佐野 友也

 

『Meets アオバ』 produced by 東急SレイエスFC

 
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