そもそものLEADという会社は工事建築関係になるのですが、その中でも一番多いのは個人住宅のお庭、エントランス、門扉などのデザインを行い、設計・施工をすることです。
　それを行うための集客として、お店にタイル、お花、雑貨などの関連商品を並べています。
　雑貨を買いに来た人が、いつか家を建てた時やリフォームする時に『そういえばあんなお店あったな』と思い出して頂けるようにしています。

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• 　僕は二代目なんですよ。
  　会社自体は52年になります。僕の年なんですけどね（笑）

  　僕が生まれたときに父親が青葉区、当時は緑区ですね。

  　そこで建築系の仕事で俗にいうタイル屋さんというのを始めました。
  　職人さんがいて、タイルを貼るというのをずっとやっていましたね。
  　その中で業態の変更が約25～30年ぐらい前にあって、こういったお店をやり始めました。
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　サラリーマンを赤坂で約4年やっていました。
　その前は、スキューバダイビングのインストラクターをやったり。色々してましたね。
　サラリーマンをしてきたのはいい経験だったと思います。

　商店会の人達は色々いると思いますけど、基本親がやっていると、なんとなく継ぐものなのかなと生きてきている人は多いんじゃないですかね。
　そんなに親と揉めて生活している人じゃない限り、一緒にアルバイトしたり、手伝ったりしながら、という感じで継いでいって。
　なので、僕はこの仕事がしたいということで継いだということはないんですよ。
　でも、継いだからには楽しくやるという感じではいるので、自分なりの新しいことをやっています。

　お庭に水場を作るんですけど、それがまあことごとく使い勝手が悪くて、それを可愛くするとか、使い勝手を良くするとか、そういった仕事が圧倒的に多かった時期がありますね。
　わけのわからないとこに水道が付いていたり、戸建てだと水道が土に埋まっていたりしますよね。蓋を開けたら水道があるようなタイプですね。
　それだと、毎回毎回しゃがまなきゃいけないし、開けた瞬間にムカデがいたりしたら嫌ですよね(笑)
　なので、それを立ち上げてあげる。で、立ち上げるなら可愛くするっていう感じです。
　最近は、子供がペンキを塗って可愛くするとかやってます。思い出にもなるし、コストは下がるし。
　お客様にその提案をし始めたら、結構反響がありましたね。要はオリジナルになるんですね。しかも、楽しいと。
　こういうのも、サラリーマン時代に『できないことはない』という考えの上司がいっぱいいて、なんでも工夫すりゃできるよってタイプの人に学んだので、今の僕もどうしたらできるかばっかり考えてます。

　褒められるというか、お礼を言われるケースは多くて、それは嬉しいです。
　ご紹介いただいたりすることも多いですね。
　我々の業界だと、通常は宣伝にすごくお金をかけて集客するというのが一般的ですが、お陰様で、口コミやご紹介だけでも沢山のお客様に来ていただけています。
　まあ、ご紹介だと一番プレッシャーはかかるんですけどね(笑)

　お客様の立場になって考えるということですね。
　どうやったら悩みを一緒に解決できるかということを常に考えています。
　あと、こちらの固定概念を押し付けないように気を付けています。
　メリット、デメリットなどを全て説明した上で、最終的にはお客様に選択していただくので、その時になるべく多く選択肢がある状態にしたいと思っています。

　イメージとしては、ゆっくりしている感じがありますね。
　人が少ないということが弱点でもありますが、良さでもあると思います。
　なので、余裕がある方が多いですよね。変な意味でガツガツしていないというか。
　商店会のメンバーも皆仲良しですよ。

　ご自身の事業だけではなく、あざみ野商店会の運営や地域活動の企画など、アイデアマンである安生さんのルーツを少しだけ知れたような気がしました。
　取材中にサント薬局さんの紅茶（べにちゃ）とグリーンさん（社会福祉法人グリーン）のお菓子を出して頂きました。
　そういった所からも、人と人との繋がりを大事にされていることが伝わってきて、温かい気持ちになりました。

　また私たちレイエスにも「地域に根付いて、子どもからお年寄りまで、いろんなところで接する機会を作って活動していってほしい」とエールを送ってくださいました。安生さんからの期待を力に変えて、これからもがんばっていきたいと思います。
　今回は貴重なお時間の中、快く取材を受けてくださり、本当にありがとうございました。

【取材日時】2022年4月16日(土) 15：30～16：30
【取材場所】ガーデン＆エクステリア LEAD あざみ野
【インタビュイー】株式会社リード代表取締役 安生様
【インタビュアー】小枝・宮崎