レイエスドリーム
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東急SレイエスFC
News
2021.09.01
●ファンとサポーターの違い
サッカーでよく聞くサポーターという存在。ファンとサポーターはどんな違いがあるのでしょうか?その違いは、愛情の深さなのか、クラブへの貢献度の有無なのか、所説様々あると思います。ただクラブにとってはこのサポーターの存在は極めて重要であることは事実です。それはなぜか?一度でもスタジアムに足を運んだことがある方ならわかるかもしれませんが、サッカーのスタジアムには独特な雰囲気があります。この雰囲気はサポーターなしでは作り出せません。そして、その雰囲気でチームが勝ったり負けたりするのです。間違いなく、舞台装置的な要素を鑑みても、選手のモチベーションに与える影響を考えても、サポーターはクラブを構成する一部なのです。
●サポーターが選手に与える影響
レイエスは、Jリーグのように大勢の観客の前で戦っているわけではありませんが、このサポーターの重要性を感じることはたくさんあります。2019年11月16日、高円宮杯U-15関東大会準決勝の横浜Fマリノス戦、お互いがお互いの長所を出し合う拮抗した試合展開で1対1のまま延長戦に突入しました。疲労も限界に達してきた延長後半、レイエス10番が左足で放ったミドルシュートはゴールポストギリギリの“ここしかない”というゴールが決まり、見事勝利しました。結果的には決勝戦で敗退し全国大会出場はなりませんでしたが、この準決勝の勝利は、フットボールがもたらす幸せを感じられた瞬間でした。その感情を会場にいた全選手、全スタッフ、全サポーター(保護者)とで共有できたことはクラブにとっても貴重な体験でした。勝利したのは選手たちのがんばりの結果ではありますが、このギリギリの戦いの中で勝利を手繰り寄せられたのは、間違いなく“応援の力”が作用していたと思います。応援に駆け付けた保護者が皆、我が子だけでなくチームの勝利を願い、声が枯れるほど声援を送り、試合にのめり込み、夢中になっていましたし、勝利の瞬間は恥も外聞もなく嬉し涙を流し、抱き合い喜びを分かち合っていました。
●サポーターが選手を育て、選手から活力をもらう
この試合を通して、「サポーターとは、我が子のように厳しくも愛情をもって勝利のために後押しする親のような存在」をいうのではないか、そんなことを感じました。毎週末、練習試合も公式戦も選手たちのプレーを観に、応援に、駆け付けるサポーターの存在は、チームにとって大きな支えとなり、その声に応えようと選手たちは奮起します。こうした関係を通じて選手やチームは成長していき、またその選手たちのプレーを見て、サポーターたちも元気をもらい、明日への活力を手にします。こうした両者の関係があるべき姿なのではないかと考えています。
サポーターがクラブの一部であるとすると、サポーターが多いクラブは必然的に組織として強くなります。それはなぜか?それは単純にサポーターが多いとお金がたくさん集まるからという理由ではありません。それも1つの側面としては確かにあると思いますが、なによりも“熱量の総和が高まる”からだと思っています。チームを勝たせたい・クラブを成長させたいという1人ひとりの熱量の高さと人数との掛け合わせでクラブの強さが決まってくるのではないか、この関わる人の熱量がそのものの価値を高めることになるのではないか、そう考えています。
レイエスにも個人サポーター制度があります。未来を担う子どもたちの育成環境を整え、クラブの目指す“レイエスドリーム”を共に創り、共に成長していくサポーターを募集しています。レイエスオリジナル育成メソッドによる子どもから大人までの一貫指導体制を強化し、将来Jリーガーや日本を代表する選手を輩出していくこと、そしてレイエストップチームがリーグ昇格で駆け上がっていくこと、地域連携によるボンズアクションを通して街を元気づけていくこと、こうしたレイエスドリームの実現に向けてクラブが歩む物語に参加していただき、共に成長し、揺さぶられる感情をサポーターと一緒に共有してきたいと思っています。レイエスの一員となるサポーターになることへの喜びや誇りを提供し、レイエスを通して人生を豊かに生きていく、そんな存在になっていきたいと思っています。
サポーターからいただいたメッセージです。このような素敵なメッセージを読むと、勇気が湧いてきます。そしてサポートをいただいていることへの感謝、それにお応えしていく責任、そしてサポーターの皆様の「想い」を一緒に込めてこれからも取り組んでまいります。まだまだ募集中でございますので、ぜひ、この機会にレイエスサポーターをご検討いただけますと幸いです。皆様からのご支援をお待ちしております。何卒よろしくお願いいたします!
今はまだコロナ禍ということもあり、無観客試合となっておりますが、有観客試合となった暁には、皆様にもレイエスのフットボールを見ていただき、皆様と感動を共有できる日常が来ることを心から祈っています。