【VOL.3】八重樫 研次
八重樫 研次
(Kenji Yaegashi)
1974年9月3日生
◆日本工学院八王子専門学校
スポーツ健康科学サッカーコース教員
【サッカー歴】
帝京高校
読売日本SCユース(U-17日本代表)
順天堂大学
トステム(株) (現LIXIL)
【指導歴】
クーバーコーチングあざみ野
FCロスレイエス
J-フロンテッジフットボールスクールあざみ野
東急SレイエスFC
ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミー
日本工学院八王子専門学校サッカーコース
2001年よりクーバーコーチングあざみ野校、FCロスレイエスアシスタントコーチとしてTSS(東急スポーツシステム株式会社)での指導をスタート。
2003年よりクーバーコーチングあざみ野校スクールマスターに就任し、東急SレイエスFCの前身であるFCロスレイエスの監督としてチームを指揮。
2006年より東急SレイエスFC代表に就任し、ジュニアユース監督、J-フロンテッジフットボールスクールあざみ野メインコーチを兼任しながらクラブを牽引。
2008年の日本クラブユース選手権神奈川県大会決勝では、ベルマーレに勝利しての優勝で、レイエスFC U-15歴代初の神奈川県制覇を達成し関東大会出場に導いた。
2011年シーズンから2016年までは、ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミーコーチとして指導。
2017年より日本工学院八王子専門学校サッカーコース教員として指導にあたっている。
【1】TSS在籍時のレイエスについて
TSS(東急スポーツシステム株式会社)で勤務されていた時のクラブの見え方や感じていたこと、印象的な出来事などがありましたら教えていただけますか?
サッカー好きなスタッフが多く、熱量・信念・情熱などを持ち合わせている人材が多くフットボール事業はいつも活気があるように感じました。
また、TSS内、他事業と比較するのもどうかと思いますが、チームワークが非常に良かったです。
一方、サッカーが好き過ぎて肝心な「事業」をという観点では、当時の山川社長、原田マネージャー、小森マネージャーから「数字・結果を残す」というベースを多く学びました。
2007年 スタッフたちと
【2】客観的にみたレイエス
TSS(東急スポーツシステム株式会社)を離れてみてクラブや会社の見方が変わった部分や、魅力的に感じた部分があれば教えていただけますか?
フットボール事業が継続されており、スタッフの人数も増えていることはとても素晴らしいと感じおります。
また、レイエスがサッカー界で認知され、誰もが知っているクラブに成長したこと、それにより自然とクラブの魅力が高まったことに間違いはないです。
その成長とは、U-15チームの関東大会出場が当たり前となり、関東リーグ参入、全国大会出場、海外遠征実施と、2012年から現在に至るまでの結果、スタッフの指導力の高さによって魅力付けされたと考えます。
2008年 試合にて
【3】今後のレイエスへ
今後、レイエスに期待することや、こういうところに力を入れたら良いのではないかという部分はございますか?
Jリーグのクラブでもない、一般的な街クラブでもない。まずは東急スポーツシステムのフットボールクラブなので、沿線に君臨する気品漂うクラブであり続けることを期待します。
スクールからトップチームまで、薄まることなく全スタッフが同じ絵を描きながら頑張って欲しいです。
2011年/2013年
~編集後記~
スタッフのひとりごと
レイエスFCに上昇気流をもたらした存在。柔軟さの中にもぶれることない強い芯が通った言動でクラブを牽引する姿が印象に残っています。細部までポイントが網羅された様々な技術トレーニングを実践し選手はもちろん、周りでみているスタッフたちも魅了されていました。また、選手たちに向けられる一言一言にも意味や重要性がこめられ、ポジティブなプレーにつながっていました。
現在は日本工学院八王子専門学校にて指導されています。選手たちが羨ましいかぎりです。
八重樫さん、今回は誠にありがとうございました!
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